
2023/4-2024/10
工務店社屋
事務所
神奈川 横浜
身近な素材の組合せによる新たな空間の探求と可能性への挑戦。
威厳のある佇まいと和やかで落ち着きのある空間を実現。
新建築2025年6月号掲載
2024/12-2025/1
福岡の店舗兼事務所
店舗/事務所
福岡 筑紫野
アパレルブランド内装の改修。
ブランドコンセプトから着想を得て布の様々な表情による気品と動きのある空間 を目指した。
アンティーク家具の収集を好む施主が所有する家具と空間の調和によって商品と空間が奥行きを持ち引き立て合う空間とした。
2025/4
石と黒
展示計画/作品展示
東京 新島
新島での展示。
石と光の空間を、自身が追い求める素材感と暗闇が纏う心地よさに重ね合わせた。
展示する作品ではなく既に存在している物置のを展示空間へと昇華した。
2024/3-
庭と舞台
宿泊施設
東京 新島
伊豆諸島の新島では世界で唯一、他に類を見ない性質を持つ抗火石を採掘している。
しかし抗火石の建物は年に十数件を超える速さで消失し、保存活動が追い付いていない状況にある。
自ら設計者として新島に移住し抗火石組積造の空家改修を行う計画。
2024/3-
石室
小屋
東京 新島
伊豆諸島の新島では世界で唯一、他に類を見ない性質を持つ抗火石を採掘している。
しかし抗火石の建物は年に十数件を超える速さで消失し、保存が追い付かない状況にある。
自ら設計者として新島に移住して、島に残る抗火石建築物を調査し、試験的に小さな抗火石の小屋を建てる計画を熾した。
2022/4-2024/3
儚月庵
マンションリノベーショ ン
東京 港区
取壊しが決定したマンションの一室の改修記録
揺れ重なり差し込む光が無数の黒と色の鮮やかさを演出する。
宇宙、洞窟、子宮…
僅かな光の中で存在する空間はあらゆる起源を想起させ、古来から人間にとって馴染みのある空間として懐かしさと心地良さをもつ。
2022/8-
履歴
靴修繕
履き潰した靴の修繕
自らの足で学び、経験してきた僕にとって多くの苦楽を共にした靴。
どこにも売っている靴を思い出とともに履き潰し、同じくどこにでも売っている新品の靴を傷口に象り、張り合わせる。
傷の位置や各地で残った汚れが、これまでの自分を記録してくれている。
今後も更新予定。
2024/11
座-遺跡
家具
抗火石のモルタル接着のみで構成した椅子。
島に滞在しながら抗火石を間近に観察し、文献と実際に触れた感覚を元に理解を深めた。
材料は島で長期間使い道がなく放置された石を譲り受けたもので、加工から組立まで手鋸と金鏝のみを使って一人で行った。
時代に置きざれにされ、取り残された島の財産は形を変えて、再び人々に触れ、いつか新島の地面に還っていくだろう。